いよいよ夏の賞与の時期である。
会社員にとっては、少し特別な季節だ。
頑張った成果が評価される。
家族で使い道を考える。
旅行に行く人もいる。
そんな前向きな話題が増える。
賞与をもらう側であり、伝える側でもある
ただ、私にとっては少し複雑な季節でもある。
なぜなら私は、
賞与をもらう側であると同時に、部下へ賞与を伝える側でもある
からだ。
部下との面談では、一人ひとりの評価を説明する。
- 頑張った点
- 期待している点
- 今後の課題
そんな話をしながら、賞与額を伝える。
そして当然ながら、私は全員の賞与額を知っている。
自分より多くもらっている部下もいる
その中には、私より多くもらっている部下もいる。
もちろん制度上の理由は分かる。
- 専門性
- 市場価値
- 職種
- 評価制度
説明はできる。
でも、
感情は別だ。
正直に言えば、少しだけ不公平感を感じる。
管理職になるほど責任は増える
管理職になれば、責任は増える。
- 問題が起きれば矢面に立つ
- 上からも下からも要求される
- 予算も背負う
- 人の評価も行う
- 細かい事務処理も増える
それなのに、必ずしも報酬が増えるわけではない。
最近は特に、
管理職が罰ゲームのように見えることがある。
管理職になりたい若手が減る理由
責任は増える。
事務処理も増える。
板挟みも増える。
でも待遇差は小さい。
もちろん、世の中にはもっと大変な人もいる。
だから贅沢な悩みなのかもしれない。
ただ、
「管理職になりたい」
と思う若手が減る理由も、少し分かる気がする。
それでも、大手企業の賞与は大きい
とはいえ、もう一つの感情もある。
大手企業の賞与は、やはり大きい。
世の中には、賞与そのものが出ない会社もある。
業績悪化で減額される会社もある。
そう考えると、今の環境は恵まれている。
不満もある。
感謝もある。
だから厄介なのだ。
白か黒ではない
辞めたいほど嫌なのかと言われると、そうでもない。
満足しているのかと言われると、それも違う。
結局、人間はないものを見てしまう。
- もっと評価されたい
- もっと自由に働きたい
- もっと納得感が欲しい
そんな思いは消えない。
賞与額より、納得できる仕事かどうか
でも最近思う。
賞与の金額そのものより、
自分が納得できる仕事をしているか
そちらの方が大事なのかもしれない。
もちろん、お金は大事だ。
でも、賞与明細を見て嬉しい気持ちは数日で終わる。
一方で、納得できない仕事のモヤモヤは長く残る。
最後に
だから今の自分に必要なのは、賞与額を眺めることより、
これから自分がどこで価値を出したいのかを考えること
なのかもしれない。
そんなことを考える、今年の夏の賞与シーズンである。


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