人は、辛いことがあると考え込んでしまう。
外部環境が変わる。
自分ではどうにもできない出来事が起こる。
時間が経っても、ふとした瞬間に思い出し、また気持ちが沈む。
「もう終わったことなのに。」
そう思っても、頭の中から消えてくれない。
部下には、こう伝えている
私は管理職という立場なので、部下から相談を受けることがある。
そんな時、私はよくこう言う。
「変えられないことを考え続けても仕方がない。」
「今、自分ができることに集中しよう。」
これは本心だ。
決して励ますためだけの言葉ではない。
実際、その考え方しか前へ進む方法はないと思っている。
でも、自分になると難しい
ところが、自分のことになると話は別だ。
頭では分かっている。
今やるべきことに集中するしかない。
それなのに、不安は消えない。
会社のこと。
将来のこと。
独立のこと。
考え始めると、次から次へと不安が出てくる。
「本当に独立してやっていけるのだろうか。」
「このまま会社に残った方がいいのではないか。」
そんな考えが頭をよぎることもある。
経営者はもっと大きな重圧と向き合っている
そんな時、ふと思う。
私が感じている不安でも、これだけ苦しい。
会社を経営している人は、もっと大きな重圧と向き合っているのだろう。
社員の生活。
資金繰り。
売上。
将来への投資。
その責任を背負いながら、毎日意思決定をしている。
そう考えると、本当に頭が下がる。
不安が消える日なんて来ないのかもしれない
最近思うようになった。
不安は、なくなるものではないのかもしれない。
立場が変われば、不安の種類が変わるだけなのだろう。
会社員には会社員の不安がある。
経営者には経営者の不安がある。
独立すれば、また別の不安が生まれる。
だから、「不安がなくなったら動こう」と考えていたら、いつまでたっても動けない。
結局、今日できることをやるしかない
結論は、部下に話していることと同じになる。
今の自分にできることを、一つずつ積み重ねる。
それしかない。
ただ、以前と違うのは、
「それでも不安になる自分」を否定しなくなったことだ。
不安になるのは、それだけ真剣に考えているからかもしれない。
だから今日も、不安は抱えたままでいい。
その代わり、今日やるべきことだけは、きちんとやろう。
そう考えるようにしている。

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