正直に言うと、今の自分は「それなりにできる」状態には来ている。
企業診断をやれば、大きく外すことはない。戦略もそれなりに筋は通る。
でも、ある違和感が残る。
「決定的に刺さらない」
なぜ、刺さらないのか
振り返ってみると、理由ははっきりしている。
自分は「構造を捉えているつもり」になっていた。
- OEMから自社ブランドへ
- 汎用から高付加価値へ
- BtoB強化
全部、間違っていない。
むしろ王道だ。
でも、プロはここで止まらない。
プロは“言葉”で勝っている
一番の差はこれだった。
言葉の解像度
自分はこう書く。
- 高品質
- 用途特化
- 高難易度
でもプロは違う。
- 1,000,000分の1の精度
- 光を吸収して目が疲れない紙
- 12時間立っても疲れない靴
つまり、“事実”で語っている。
この差は大きい。
なぜなら、顧客は「言葉」ではなく「理由」でお金を払うからだ。
もう一つの壁:「現象」で止まっている
もう一つの弱点はここだ。
自分はこう考える。
- 需要が不安定
- 価格競争が厳しい
でも、これは全部“現象”だ。
プロはここから一歩深い。
「なぜそうなるのか?」
例えば運送なら、
売上 = 台数 × 稼働率 × 単価
このどこが崩れているのかを見る。
製造業なら、
利益 = 単価 − 原価(材料+時間)
ここまで落とす。
つまり、「儲けの数式」で考えている。
ここが決定的に違う。
一番の反省
結局、自分の弱点はここに集約される。
「分かっているつもり」で止まっている
- 構造は見えている
- 方向性も合っている
でも、“解像度が足りない”。
では、どう変えるか
やることはシンプルだ。
① 形容詞を捨てる
「高品質」と書きたくなったら止まる。
代わりに、「何がどう違うか」を書く。
② 先に“儲けの式”を書く
戦略の前にこれを書く。
それだけで、やるべきことが絞られる。
③ 「やらない」を決める
全部やるは戦略ではない。
捨てるから、勝てる。
最後に
今の自分は、間違いなく成長している。
でも同時に、限界も見えてきた。
そこから上に行くには、別の力が必要だ。
それは難しいことではない。
ただ一つ。
「言葉を具体にする」
ここだけだと思う。
もし今、同じように「それなりにできるけど、突き抜けない」と感じているなら。
原因はたぶん同じだ。
抽象で止まっている。

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