「趣味は何ですか?」
そう聞かれると、少し困る。
昔は映画を見ることも好きだった。
しかし最近は、2時間座って映画を見ることが少ししんどくなった。
年齢のせいなのだろうか。
散歩もいいと言われる。
確かに、歩きながら考え事をすると頭の中が整理される気もする。
でも、不思議とあまり続かない。
結局、私が一番落ち着く場所は、サウナである。
サウナは頭をリセットする場所
サウナに入ると、不思議なくらい仕事のことを考えなくなる。
熱さに耐え、水風呂に入り、外気浴をする。
それを何回か繰り返していると、頭の中にあったモヤモヤが少しずつ薄くなっていく。
もちろん、悩みそのものが解決するわけではない。
でも、一度頭をリセットできる。
私にとってサウナは、そんな場所になっている。
でも、少しだけ格好悪いと思ってしまう
一方で、どこか引っかかる気持ちもある。
「リラックス法はサウナです。」
そう言うと、何となく地味な気がする。
ジムで体を鍛えている。
マラソンをしている。
登山が趣味。
そんな人の方が、何となく格好良く見えてしまう。
自分でも不思議だ。
別に誰かと競っているわけではない。
それなのに、見栄えを気にしてしまう。
人の目を気にしている証拠なのだろう
考えてみると、この感覚は昔からある。
「こう見られたい。」
「こう思われたい。」
そんな気持ちが、どこかに残っている。
でも、本来リラックス法というものは、人に評価されるものではない。
自分が心から落ち着けるなら、それで十分なはずだ。
それなのに、「もっと格好いい趣味があれば」と思ってしまう。
まだ私は、人の目を気にしているのだろう。
少しずつ、自分らしくなれればいい
50代になると、自分のことが少しずつ分かってくる。
何が得意で、何が苦手か。
何をすると疲れて、何をすると落ち着くのか。
だから、本当はサウナが好きなら、それでいい。
散歩が好きなら、それでいい。
映画を最後まで観られなくなったとしても、それでいい。
大切なのは、人からどう見えるかではなく、自分が心地いいかどうか。
そう思っている。
でも、まだ少しだけ見栄を張りたい自分もいる。
そんな自分は、正直あまり好きではない。
だからこそ、これからは少しずつ、人の目ではなく、自分の心が落ち着くものを大切にしていきたい自分に変えていきたい。

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