久しぶりに、家族5人がそろった。
東京にいる子ども。
九州にいる子ども。
それぞれが帰ってきて、家族全員で焼肉を食べに行った。
以前なら、家族5人で食事をすることなど、特別なことではなかった。
同じ家に住み、同じ食卓を囲む。
それが当たり前だった。
でも、子どもたちが成長し、それぞれの場所で生活するようになると、全員がそろうこと自体が珍しくなる。
焼肉を食べるだけなのに、なんとなくうれしい
特別なイベントをしたわけではない。
みんなで焼肉を食べただけである。
肉を焼きながら、
仕事の話をしたり、
最近あったことを話したり、
昔の話で笑ったりする。
ただ、それだけ。
でも、なんとなくうれしい。
家族というのは不思議なもので、離れて暮らしていても、集まるとすぐに昔の空気に戻る。
子どもたちは大人になっている。
それぞれに仕事があり、生活があり、自分の世界を持っている。
それでも、家族5人で座っていると、昔とあまり変わらないようにも感じる。
当たり前だった時間が、特別になる
子どもが小さい頃は、
「早く大きくなってくれないかな」
と思うこともあった。
子育ては大変だった。
仕事も忙しかった。
家族で食事をしていても、それを特別な時間だとは考えていなかった。
しかし、いざ子どもたちが家を離れると、少し見え方が変わる。
全員がそろって食事をする。
たったそれだけのことが、以前よりずっと貴重に感じる。
当たり前というものは、なくなってから価値に気づくことが多い。
家族との時間も、そうなのかもしれない。
あと何回、こうして集まれるのだろう
少し大げさかもしれないが、最近はそんなことも考える。
これから子どもたちはさらに忙しくなるだろう。
家庭を持つこともあるかもしれない。
住む場所が変わることもある。
家族5人だけで集まれる機会は、少しずつ減っていくのだろう。
だからこそ、
「また今度」
と思わず、こういう時間を大切にしたい。
豪華な旅行でなくてもいい。
特別なイベントでなくてもいい。
家族で焼肉を食べる。
それだけで十分なのだと思う。
家族全員集合
久しぶりの家族5人。
焼肉を囲みながら、少しだけ幸せを感じた。
子どもたちが元気に帰ってきてくれる。
みんなで普通に話ができる。
それだけでも、かなり恵まれているのだと思う。
昔は当たり前だった光景。
今は少し特別な光景。
こういう時間を、これからも一つずつ大切にしていきたい。

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