事業戦略を考える上でのポイント|生成AIにボコボコにされた話

DX・IT

以前、ブログに記載したが、私は、昨年から継続してあることをしている。

生成AIを「日本有数の経営コンサルタント」として扱い、自分の記事を評価・採点してもらっている。

結果はどうか。

まあまあ、厳しい。

しかし、的確だ。

今日は、その中で見えた自分の弱点を整理してみる。


① 「利益構造」が甘い

まず一番刺さった指摘。

「どこで、何の数字を動かして儲けるのかが見えない」

確かに。「利益拡大」「サービス化」といった抽象ワードで止まっていた。

具体的に、

  • 単価を上げるのか
  • 回転率を上げるのか
  • 帰り便を埋めるのか
  • 粗利率を上げるのか

ここまで落としていない。

対策:利益は「点・線・面」で考える

  • 点=単価
  • 線=契約条件
  • 面=構造(稼働率・帰り便・LTVなど)

戦略は“面”まで設計しないと意味がない

「高粗利商品中心」「サブスク監視モデル」など、具体的な儲けの型を明示する。


② 「強み」が一般論になっている

これも痛い。

「顧客ニーズにマッチさせる」

誰でも言える。それは戦略ではない。

戦略は、その会社でしか勝てない理由を中核に置くこと。

例えば、

  • 職人技術
  • 社長の発信力
  • 沖縄×健康の文脈
  • データ蓄積

それを「顧客が買う理由」に変換できているか。

技術そのものではなく、顧客ベネフィットに翻訳できているか。ここが甘い。


③ 用語が曖昧

これも耳が痛い。

「標準化」「体験」「健康」

便利な言葉だが、曖昧。

例えば「標準化」と言うなら、

  • コース構成比率を固定
  • 接客プロセスを統一
  • 工程を動画化

ここまで言わないと戦略ではない。

戦略は“1行足せる具体性”が命だ。


④ 時間軸に飛躍がある

これが一番ロジカルな指摘だった。

私はよく、標準化ができていないのにサブスクや海外展開を書いてしまう。

順番が逆だ。

本来はこう。

  • 短期:粗利の可視化・標準化
  • 中期:モデル確立・定期化
  • 長期:展開・拡大

守りから攻めへ。

特にサブスクは「品質・生産・供給の安定」が前提。ここを飛ばしてはいけない。


⑤ 戦略と手段を混同している

これも鋭い。

「データドリブン経営をする」

それは理念であって、戦略ではない。

戦略とは、何を選び、何を捨てるか

AIは手段。ITも手段。

目的は、

  • 時間当たり利益を最大化する
  • 高粗利顧客に集中する
  • 低収益案件をやめる

この“選ぶ意思”が入っていないと、戦略にならない。


まとめ:戦略チェックリスト

自分用に整理するとこうなる。

  1. 利益は「構造(面)」で説明できているか
  2. その会社独自の「勝つ理由」が入っているか
  3. 言葉は1行で具体化できるか
  4. 短期→中期→長期の流れは論理的か
  5. それは手段ではなく「選択の意思」か

正直に言うと

こうして書くと、まだまだ甘い。

だが同時に、ここまで言語化できたことが一段上がった証拠でもある。

戦略はアイデアではない。構造だ。

そして構造は、厳しいフィードバックで磨かれる。

生成AIに採点してもらうのは、なかなか効く。おすすめです。

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