今日は、九州から帰省している息子と一緒に、県内のショッピングモールへ出かけた。
目的は、息子の服を見ること。
そして、私自身も仕事で使うビジネスバッグを探すことだった。
何気ない買い物である。
それでも、今日は少しだけ特別な時間だった。
気が付けば、親子の立場も変わってきた
店内を歩いていると、小さなお子さんを抱っこしたお父さんや、お母さんと手をつないで歩く子どもたちが目に入った。
「ああ、自分にもこんな時期があったな。」
ふと、そんなことを思う。
休日になるとショッピングモールへ出掛け、おもちゃ売り場へ行き、フードコートで昼食を食べる。
当時は、それが当たり前の日常だった。
でも、その「当たり前」はいつの間にか終わっていた。
もう23歳
今日一緒に歩いていた息子は23歳。
まだどこか子どもっぽさは残っている。
親から見れば、いくつになっても子どもなのだろう。
それでも、気が付けば身長は私より高い。
服を選ぶ姿も、昔とは違う。
少しずつ、一歩ずつ、大人になっているのだと感じた。
成長とは、ある日突然ではなく、気付かないうちに積み重なっているものなのかもしれない。
心配される側になった
歩いている途中、息子がふと、
「最近、体力落ちてない?」
と声を掛けてきた。
「大丈夫?」
と心配そうな顔をしている。
思わず、
「偉そうに。」
と心の中で笑ってしまった。
ついこの前まで、体調を心配していたのは私の方だった。
風邪をひけば病院へ連れて行き、
転べば心配し、
受験の時には体調管理を気にしていた。
それが今では、逆に私が心配される立場になっている。
少し複雑な気持ちではある。
でも、どこか嬉しくもあった。
親子の時間は少しずつ変わる
子どもが小さい頃は、一緒に遊ぶ時間が中心だった。
学生になれば、勉強や進路の話が増える。
社会人になると、一緒に買い物へ行き、お互いの仕事の話をするようになる。
親子でいることは変わらない。
でも、その時間の過ごし方は少しずつ変わっていく。
だからこそ、一緒に過ごせる時間は大切にしたい。
今日という一日
特別な出来事があったわけではない。
ショッピングモールへ行き、
服を見て、
バッグを見て、
少し歩き疲れた。
そんな、ごく普通の休日だった。
それでも、小さな子どもを連れた家族を見て昔を思い出し、隣を歩く息子を見て成長を感じる。
そんな時間が、とても心地よかった。
子どもは、親が思っている以上に成長している。
そして親も、子どもが思っている以上に歳を重ねている。
だからこそ、こうして一緒に出掛けられる時間を、これからも大切にしていきたい。
次に帰省した時も、また何気なく買い物に付き合ってくれるだろうか。
その時間を楽しみにしながら、今日一日を振り返っている。

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