KPIツリー作成のスキルアップ④〜先行KPIは「戦略が効いているか」を測る指標〜

DX・IT

KPIツリー修行、4回目。

正直に言うと、
今日はかなり頭を使いました。

なぜなら、
「何を主要KPIに置き、何を先行KPIに置くか」
この判断が、想像以上に難しかったからです。


今のわたしのKPIツリーの整理

まず、現時点での整理はこうです。

  • 主要KPI:KGIを動かす結果指標
  • 先行KPI:結果を動かすドライバー指標
  • 行動KPI:先行KPIを動かす具体行動

この構造自体は、だいぶ腹落ちしてきました。

問題は、
「じゃあ、これはどこに置く?」
という判断です。


売上・粗利は、やはり主要KPI

売上、粗利、営業利益。

これらは迷わず、主要KPIに置く。

理由はシンプルで、
これらは“結果”だからです。

ただし、ここで重要なのは、

主要KPI = 管理する数字
ではない、ということ。

主要KPIは、
経営が何を成し遂げたいかを示すゴール側の指標であり、
日々いじるものではありません。


先行KPIは「戦略が正しく動いているか」を測るもの

一番悩んだのが、ここです。

先行KPIとは何か。

今のわたしの理解では、

「戦略が、狙い通りに効いているか」を測る指標

だと整理しています。

例えば、こんな指標です。

  • リピート率
  • 成長ステージ遷移率(例:0〜6歳 → 6〜12歳)
  • 法人契約継続率
  • レコメンド反応率
  • 社長依存工程削減率
  • 利用シーン定着率

これらは、
売上や粗利そのものではありません。

しかし、

  • ファン施策は効いているか
  • 組織化は進んでいるか
  • 法人向け事業は育っているか
  • 年齢拡張・用途拡張の戦略は機能しているか

こうした戦略の成否を、
結果が出る前に教えてくれる指標です。


先行KPIは「状態」を測る指標

ここまで考えて、一つ言語化できたことがあります。

先行KPIは、

  • 組織の状態
  • 顧客との関係性の状態
  • 価値伝達の状態

を測る指標だ、ということ。

売上が上がったかどうか、ではなく、

  • 上がる状態に近づいているか
  • 戦略が空回りしていないか

を判断するためのもの。

だからこそ、
数値としては地味で、
定義も難しい。


正直、めちゃくちゃ難しい

ここまで書いておいて何ですが、

正直に言います。

めちゃくちゃ難しいです。

「これは結果なのか?」
「これは先行なのか?」
「戦略とちゃんとつながっているか?」

何度も行き来します。

たぶんこれは、
慣れの問題でもあるし、
数を作らないと身につかない領域。


でも、考え方は一歩前進した

それでも、今日は一つ進みました。

先行KPIは、
単なる「途中の数字」ではない。

戦略が正しく機能しているかを測る、意思決定のための指標

この位置づけが、
ようやく腹に落ちてきました。

KPIツリーは、
整理の道具ではなく、
経営の仮説を、検証可能な形にするための構造図

また一つ、修行が進みました。

次回へ続きます。

コメント