サッカー日本代表を見ていると、いつも気になる選手がいる。
長友佑都選手である。
もちろん実績は申し分ない。
ワールドカップにも何度も出場し、日本代表を長年支えてきた。
しかし近年は、必ずしも試合に出場する機会が多いわけではない。
それでも代表に呼ばれ続ける。
その理由の一つは、間違いなく
「ムードメーカーとしての存在感」
だと思う。
チームには空気を変える人が必要
大きな大会では、技術や戦術だけで勝てるわけではない。
プレッシャー。
緊張。
不安。
時にはチームの雰囲気が重くなることもある。
そんな時に、
大きな声を出し、
仲間を励まし、
前向きな空気を作れる人がいるかどうか。
これは想像以上に大きい。
長友選手を見ていると、
チームの士気を高めること自体が、一つの役割になっているように感じる。
試合に出る11人だけで勝つのではない。
チーム全員で勝つ。
そのことを体現している存在なのかもしれない。
正直、少し羨ましい
実は私は、ああいう人を少し羨ましく思う。
本来であれば、自分もあのような振る舞いができればいいと思うことがある。
周囲を明るくし、
前向きな言葉をかけ、
場の空気を変える。
組織において、そういう人の価値は非常に大きい。
しかし、私はどうもああいうタイプではない。
どちらかと言えば、
課題を考え、
構造を整理し、
改善策を考える方が好きだ。
無理をして明るく振る舞おうとしても、どこか不自然になってしまう。
人には向き不向きがあるのだと思う。
見えている姿がすべてではない
ただ一方で、ふと思うこともある。
テレビに映る長友選手の姿は、あくまで外から見えている姿だということだ。
常に前向きで、
エネルギッシュで、
誰よりも声を出している。
そんな姿が印象的だが、当然ながら、人間だから悩みもあるだろう。
試合に出られない葛藤。
年齢を重ねることへの不安。
周囲からの期待。
見えないところでは、相当な努力や苦しみがあるはずだ。
明るく振る舞う人ほど、一人で悩みを抱えていることも少なくない。
外から見える一面だけで、人を判断してはいけないのだと思う。
組織には多様な役割が必要
最近、管理職として強く感じることがある。
組織には様々なタイプの人が必要だということだ。
場を明るくする人。
人を励ます人。
冷静に課題を分析する人。
地道に仕組みを作る人。
全員が長友選手のようになる必要はない。
むしろ、全員が同じタイプでは組織はうまく機能しない。
大切なのは、
自分がどの役割でチームに貢献できるかを知ること
なのかもしれない。
私は長友選手のようにはなれない。
でも、別の形でチームに貢献することはできる。
最近はそんなことを考えるようになった。
まとめ
長友佑都選手を見ていると、
ムードメーカーもまた一つの才能なのだと感じる。
そして同時に、
人にはそれぞれ違った役割があることも教えられる。
自分にないものを羨ましく思うことはある。
しかし、無理に誰かになろうとする必要はない。
自分なりの強みで、チームに貢献できれば、それで十分なのかもしれない。

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