チームで成果を出すのは簡単ではありません。よく「目標を共有することが大事」と言われますが、実際にはそれだけでは十分ではないと感じています。
成果を残せるチームには、いくつかの共通点があります。
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1. リーダーの本気の姿勢が伝わるか
どんなに立派な目標を掲げても、リーダー自身が本気で取り組まなければメンバーには伝わりません。
変化には必ず抵抗があります。その中でリーダーが ビジョンを示し、自ら率先して行動する姿 があるからこそ、メンバーは「この方向で頑張ろう」と思えるのです。
小さくても成果を共有し続けることで、モチベーションは高まり、チームの一体感が強まります。
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2. コミュニケーションの濃さがチームを強くする
交流の薄いリーダーより、積極的に声をかけて歩み寄ろうとするリーダーの方が信頼されます。
わたしも、テレワークで地理的に離れたメンバがいることも多いが、ここは意識したいポイントです。
人は感情の生き物。だからこそ、リーダーの姿勢やちょっとした言葉が、チーム全体にプラスの効果をもたらします。
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3. 感情的にならない
苦境に立たされたメンバーを感情的に叱っても、得られるのは「心が離れる」という結果だけです。私もついついまずい!と思うシーンが未だにあります。医者のドキュメンタリーYoutubeなどは、私は好きでよく見てます。とても大変な状況の中でも常に冷静に対応している姿勢が学びになるからです。
大切なのは、「自分だったらどうするか」を一緒に考えること。叱責ではなく伴走する姿勢が、信頼関係を深め、困難を乗り越える力につながります。
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中小企業診断士としての視点
私自身の経験からも、 成果を残せるチームは「人」に焦点を当てたリーダーシップがあるかどうか が分かれ目です。数字や効率性も大切ですが、それを動かすのは人の気持ちです。
診断士として企業を支援する際も、仕組みや戦略だけでなく、リーダーの行動が現場にどう伝わるかを意識することが重要だと考えています。


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