最近、ふと思うことがある。
「部下と自分との距離が遠い。。。」
別に、何か言われたわけではない。
ただ、何となくそう感じる瞬間がある。
オンラインでは、分からないことが多すぎる
私の組織には、離れた場所で働くメンバーもいる。
普段のコミュニケーションは、電話やオンライン会議が中心だ。
業務の進捗を確認する。
課題を聞く。
必要な指示を出す。
仕事を進めるだけなら、それほど困らない。
しかし、オンラインでは見えないものがある。
ちょっとした表情。
何気ない雑談。
会議が終わった後の一言。
対面なら感じ取れる空気が、オンラインではなかなか伝わってこない。
例えば、会議でこちらが何か話しても、反応が薄い。
「理解してくれたのかな?」ß
「納得していないのかな?」
「それとも、単に疲れているだけ?」
勝手にいろいろ考えてしまう。
考えすぎなのかもしれない。
対面で会うと、少し違う
ところが、実際に会って話すと、印象が変わることがある。
オンラインでは無口だった人が、雑談ではよく話す。
何となく距離を感じていた人が、意外と気さくに相談してくれる。
仕事の話だけでなく、最近の出来事やちょっとした悩みも聞ける。
やはり、対面には対面の良さがある。
特に、相手との信頼関係をつくるうえでは、重要なのだと思う。
ただ、問題がある。
遠いのだ。
移動するだけで、かなりの時間がかかる。
日々の仕事も山積みだ。
会いに行きたい気持ちはある。
しかし、そう簡単には行けない。
どこまで手をかけるべきなのか
もう一つ悩むのが、部下との距離感だ。
こまめに声をかけたほうがいいのか。
ある程度、本人に任せたほうがいいのか。
困っていそうなら、こちらから聞くべきなのか。
相談してくるまで待つべきなのか。
手をかけすぎると、過干渉になる。
放っておくと、無関心だと思われるかもしれない。
この加減が、実に難しい。
しかも、人によって違う。
頻繁に声をかけてほしい人もいれば、必要なときだけ相談したい人もいる。
全員に同じ接し方をすればよいわけではない。
頭では分かっている。
しかし、それを実践するのは簡単ではない。
どうすればいいだろうか
ここで、少し自分自身を振り返ってみた。
相手の反応を気にする。
必要以上に気を使ってしまう。
必要なときには厳しいことも伝え、困っているときには支援する。
そして、メンバーが成果を出し、成長できる環境をつくることだ。
嫌われない上司と、信頼される上司は、必ずしも同じではない。
この違いを、もっと意識する必要があるのかもしれない。
大切なのは、会う回数よりも
では、遠隔地のメンバーとは、どう向き合えばよいのだろう。
今のところ、明確な答えはない。
ただ、対面で会う機会は、できるだけ大切にしたいと思う。
そして、会えないときも、業務の進捗確認だけで終わらせない。
「最近、どう?」
そんな一言から、仕事以外の話ができる関係をつくりたい。
もちろん、すべてのメンバーに同じだけ時間をかけることは難しい。
だからこそ、相手の状況に応じて関わり方を変える必要があるのだろう。
困っている人には、少し多めに時間を使う。
順調な人には、信頼して任せる。
必要なときには、こちらから会いに行く。
当たり前のことかもしれないが、意外と難しい。
管理職を長くやっても、正解は分からない
管理職を長く経験してきた。
それなりに、いろいろな組織や人を見てきたつもりだ。
それでも、部下との距離感には悩む。
嫌われているのではないかと気になる。
対面で会うべきだと思いながら、なかなか時間をつくれない。
結局、組織マネジメントに万能な正解はないのだろう。
ただ、一つだけ思う。
部下にどう思われているかを気にするより、部下のことをどれだけ理解しているかを気にしたほうがいい。
そう考えると、少し気持ちが楽になる。
とはいえ、次のオンライン会議で反応が薄かったら、また考えてしまうのだろう。

コメント