勉強法について聞かれると、私が必ず伝えているのは 「インプットしたら必ずアウトプットすること」 です。ただしここで言うアウトプットは、単にテスト問題を解くことではなく、「自分の言葉でまとめ、人に伝えること」です。
🔸ホワイトボードに書いてみると・・・
インプットした情報をホワイトボードにまとめてみると、「わかったつもり」だったけど、いざ書こうとすると手が止まることが多いのが分かると思います。なぜなら、書くためには、インプットの本質を理解し、全体像を整理、骨子を作り、ポイントを肉付けする必要があるからです。
この作業を通じて初めて「自分は本当に理解できているか」が浮き彫りになるものだと思います。
🔸部下にも勧めている「勉強会での発表」
私は部下にも、学んだことを勉強会で発表することを勧めています。上で説明した本質の理解→全体像整理→骨子作成→肉付けの思考サイクルが必要になることに加え、発表するとなれば、資料作成の過程で、「参加した人はその話を聞いてどんな感想を持つだろうか」「その人からどんな質問が来るか」「自分はどう答えるか」という第三者の目線について考えるようになり、理解が一段と深まるからです。実際、勉強会をやると一番得をするのは聞いている人ではなく、発表している本人です。私自身もそう感じていますし、部下にとっても良い訓練になっていると確信しています。
🔸まとめ
人前で話すのは緊張もしますし、準備も大変です。
でもだからこそ、学んだことを「発表する」ことが一番の成長につながります。
👉 学びを本当に自分のものにするには、
•誰かに説明する
をぜひ習慣にしてみてください。
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