54歳、一念発起の決断 ~ITと経営の架け橋を目指して~

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こんにちは。私は某大手ITベンダーに所属する中小企業診断士で、現在は部長職を務めています。

振り返れば、これまでの30年近いキャリアの中で、数えきれないほどのプロジェクトや提案に関わり、全国各地の現場で多くの方と出会い、共に成果を追い求めてきました。

お客様や仲間からいただいた信頼と機会が、今の私をつくってくれたのは間違いありません。心から感謝しています。

🔸環境の変化と心のざわめき

ここ数年、事業環境は激変しています。

AI、クラウド、データ分析の進化はもちろん、働き方や企業経営のスタイルも大きく様変わりしました。

その中で、私が所属する会社も方向転換を迫られ、組織の方針も新しい形へと変化しています。

変化そのものは否定しません。むしろIT業界に身を置く以上、変化は日常であり、成長のチャンスです。

しかし、ある日ふと気づいたのです。

「自分が本当にやりたいことと、この先の環境が少しずつズレ始めている」と。

🔸なぜ独立なのか

私が下した結論は、「自分のやりたいことを、自分のやりたい方法で、自分の責任でやり遂げる」という選択でした。なぜか転職という選択肢はありませんでした。

もちろん、今までの経験や築いた人脈を捨てるわけではありません。むしろ、これまで支えてくださった方々への感謝を胸に、会社員として残された期間も全力で取り組みます。

でも、その先は――

1年後か長くとも2年後には、誰の承認を待つこともなく、自由に舵を切れる環境で、自分の力を試してみたい、と決意を固めました。準備期間の取り組みも含め、戦記として残すことにしました。

🔸同世代の仲間へ

54歳という年齢は、ある意味で「人生の分岐点」かもしれません。

体力も知力もまだ衰えていないけれど、残された現役の時間は確実に短くなっていく。

今の延長線を歩むのか、それとも新しい道を切り拓くのか。

同じ年代の方で、こうした迷いを抱えている人は少なくないはずです。

私の場合は、長年の経験と資格を掛け合わせ、「IT × 経営支援」という道を選びました。

でも、これはあくまで一例。大事なのは、「本当にやりたいこと」を自分の中で明確にすることだと思います。

🔸これから発信していきたいこと

これからこのブログでお届けするのは、単なる自己満足の日記ではありません。

読んでくださる方に、気づきやヒントを持ち帰っていただける内容を目指します。

• 大企業で培ったマネジメント・プロジェクト推進の経験

• 中小企業診断士としての現場感のある経営アドバイス

• ITを経営に活かすための具体的なノウハウ

• 独立準備のリアルなプロセスと葛藤

企業人、SE、組織長として味わった喜びや苦労、そして現場でぶつかった“リアルな課題”も包み隠さず書いていく予定です。

ITと経営の融合に関心のある方はもちろん、独立を検討している方にも役立つ内容になるはずです。

🔸これからの決意

時代は待ってくれません。

専門性は放っておけば磨耗し、情熱も環境に流されれば薄れてしまいます。

だからこそ、今から一歩ずつ、自分のなりたい姿に近づくための研鑽を重ねます。

このブログが、同じように未来を模索している誰かの背中を、ほんの少しでも押せたら嬉しいです。これからどうぞ、お付き合いください。

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