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🔸プロジェクトマネージャーとして直面した「壁」
私はこれまで、多くのプロジェクトのプロジェクトマネージャー(PM)として、何度も「壁」にぶつかってきました。
• 品質が悪く、納期が大幅に遅れたとき
• 上司やお客様から次々に対策を求められたとき
• 原因が多すぎて、何から手を付ければよいか分からなかったとき
• 営業の契約ミスで、重要なお客様から契約打ち切りを申し入れられたとき
一度に複数の問題が降りかかると、「どうにもならない」と思う瞬間があります。
ただ、そんな状況を何度も経験してきたからこそ、自分なりの“乗り越え方”が見えてきました。
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🔸乗り越え方を模索した日々
辛い状況を前に、私はたくさんのことを試しました。
• ビジネス書を読み漁る
• 先輩や上司、仲間から話を聞く
• 成功事例や過去のケーススタディを参考にする
でも、どれも一時的な効果しかありませんでした。
結局、「答え」は外にはなく、自分の中で見つけるしかなかったんです。
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🔸私がたどり着いた答え:「今やれることをやる」
数々の経験を経て、私がたどり着いた結論はとてもシンプルです。
「過去や未来ではなく、今やれることに集中する」
• 「あのときこうすればよかった」と過去を悔やんでも意味はない
• 「この先失敗したらどうしよう」と未来を心配しても進まない
• 今この瞬間、自分がやるべきことに全力を注ぐ
この考え方を持つようになってから、気持ちがとても楽になり、プロジェクトでもベストな判断ができるようになったように感じます。
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🔸「今に集中する」ための3つのコツ
具体的にどうやって「今」に集中するか。私が実践している3つの方法をご紹介します。
1 最悪の事態を想像する
本当の最悪の事態を描き、今はそれよりはマシだとまずは気持ちを落ち着かせる。
2. 問題を細かく分解する
一度にすべて解決しようとせず、「まず最初にやること」を明確にする。
3. “影響度の大きい順”に優先順位をつける
完璧は目指さず、最も重要な課題から順番に着手する。
4. コントロールできる範囲に意識を向ける
「自分で変えられること」に集中することで、無駄な不安や焦りを減らすことができます。
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辛い状況に直面したとき、大切なのは「考え込むこと」ではなく「動くこと」かなと考えてます。
• 過去は変えられない
• 未来は読めない
• でも、「今」は自分で選べる
「今やれることに全力を注ぐこと」
当たり前のようですが、これが、私がビジネスマンとして学んだ「辛いときの乗り越え方」です。
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